「丁寧なヒアリングが決め手でした」お菓子ブランド基~motoi~さまのパンフレット制作
チャメッケではこのたび、基~motoi~さまのパンフレット制作を担当しました。
基(もとい)さまは、京都府亀岡市を拠点に、グルテンフリー・ヴィーガン対応のお菓子を製造・販売されているお菓子ブランドです。
完成したパンフレットは、イベントなどを通じ、お客さまに配布していただいています。
「素敵な商品を扱っているんですね!」といったお声をもらったり、その場で二次元コード(いわゆるQRコード)を読み取ってInstagramや販売サイトにアクセスしてもらったりと、効果を実感されているとのこと。
基さまからは「パンフレットをつくって本当によかった」と、うれしいお言葉をいただいています。
このように効果的なパンフレットを制作できたのは、基さまの「お菓子づくりに対する真摯な思い」と「こだわり」があったからでした。
今回のお取り組みについて振り返るとともに、基さまの今後の展望をお伺いしたので、ご紹介させてください。
ご依頼前の課題感と制作方針
まずはカンタンに、ご依頼前の課題感と制作の方針についてご説明させてください。
チャメッケでは、実際の制作をおこなう前に必ずヒアリングを実施しています。
今回は、オンラインにて1時間ほどのヒアリングをおこないました。
その結果、基(もとい)さまからお伺いした課題感は、大きく以下の3つです。
- リピート購入を促進したい
- 材料のアレンジ等、個別の要望に応えられることを伝えたい
- 保護猫活動を支援していることを知ってもらいたい
【課題感1】リピート購入を促進したい
基さまは、通年で購入できる定番ラインナップに加えて、季節に応じたお菓子を販売されています。
たとえばシュトーレンや苺のスノーボール、季節の福袋など・・・。

こうした商品は、イベントやECショップでも好評とのこと。
しかし「季節商品にはご満足いただけているものの、リピートにつながっていない」という点にお悩みでした。
基さまのお言葉を借りると、その原因は「通年で購入できる商品の存在を、うまく伝えられていないから」。
そのため、まずは「季節商品以外にも、魅力的な商品ラインナップがある」と伝えることを、パンフレットの目的としました。
加えて私たちも、お菓子づくりに対する基さまのスタンスや想いを、わかりやすく説明する必要があると考えました。
【課題感2】材料のアレンジ等、個別の要望に応えられることを伝えたい
基さまの商品は、すべて手づくり。
「アレルギーがあるので、材料をアレンジしてほしい」
「甘さを控えめにしてほしい」
など、お客さまごとのご要望にも可能な限り応えています。

この根底にあるのは「アレルギーや考え方の違いなどがあっても、同じものを食べられる幸せを感じてもらいたい」という、基さまの想いです。
ただ、そうした柔軟な対応ができることを、直接お問い合わせくださるお客さま以外にはなかなか知っていただけていませんでした。
そのため、パンフレットを通じて、個別対応が可能な旨をわかりやすく伝える必要がありました。
【課題感3】保護猫活動団体への支援について知ってもらいたい
人気商品「猫のクッキー」からもわかるように、猫がお好きな基さま。
実は、売上の一部を保護猫活動団体さんに寄付されています。

お客さまへの感謝の気持ちも込めて「お菓子をご購入いただくことが、まわりまわって猫たちの保護にもつながっている」旨を伝えたいとお考えでした。
ヒアリングを通じて、お客さまに対して伝えたい内容がたくさんあることがわかりました。
そこでチャメッケからは、当初の「チラシ」よりも紙面を増やした「A4サイズ2つ折りのパンフレット」をご提案。
基さまのこだわりである「新緑のモチーフ」を使い、ブランドとしての統一感を出すという基本方針も定まりました。
こうして、1か月後のイベントから配布開始することを目標に、お取り組みを開始したのです。
お取り組みの流れ
今回のお取り組みは、初回のヒアリングから納品まで2週間ほどで実施しました。
大まかな流れは、以下のとおりです。
ビデオ通話にて、初回のヒアリングを実施。
自己紹介に始まり、基さまのご活動内容や課題感などを伺いました。
ヒアリング内容をもとに、パンフレットに掲載する情報を整理。
基さまの想いを反映するために、Instagramの投稿内容等も参考にしました。
テキスト形式の資料にて情報設計をご確認いただき、イメージのすり合わせをおこないます。

すり合わせた情報設計をもとに、デザイン案を制作。
配色や文字の大きさ・画質など、完成後の見やすさをイメージしながら制作します。
案を提出する際、デザインの意図についても文章でご説明しました。

デザイン案を調整し、完成版のデザインをご共有。
イメージどおりの仕上がりになっていることをご確認いただいたうえで、入稿作業に入ります。
完成したデザインデータを、印刷会社さんに入稿します。
ご予算感や用途に応じて、適切な紙を選ぶところから対応。
印刷会社さんから直接、基さまのもとへ完成品が到着。
仕上がりをご確認いただき、今回のお取り組みは完了しました。
では、この2週間のお取り組みのなかで、いったいどのようなやり取りがなされたのでしょうか。
ここからは、基さまとの対談形式で、今回のお取り組みについて振り返ります。
「いかにも『コンサル』『デザイナー』という感じではない、柔らかい印象を受けました」
チャメッケ:先日も「PEAKマルシェ」へのご出店お疲れさまでした!
かなり大規模なイベントだったんですね。
基さま:そうですね、まわりの出店者の方々もすごく本格的に活動をされていて、少し準備不足だったかも・・・と思いました(笑)。
本願寺の真ん前で開催できるなんて、イベントの企画運営もすごいなと思います。
パンフレットは、イベントでも配布しましたよ。
チャメッケ:ご活用くださり、ありがとうございます!
今日は、そのパンフレット制作について、あらためてお話を伺いたいと思います。
制作にあたり、依頼先はどのように探されたのでしょうか?
基さま:当初はチラシをつくりたいなと思って、依頼先を探していました。
ただ、費用とクオリティのバランスをどう取るかで悩んでいたんです。
お菓子販売に関して、私はまだ基盤がしっかり整っているわけではありません。
そんな今の段階でハード面に費用をかけすぎてしまうと、どうしても利益を出すのが難しくなると感じていました。
クオリティを妥協して、安く対応してくれるところを探そうかな・・・と考えていたところでした。
そんなとき、知人から「喫茶店をやっていて、デザイン力・企画力の高い方がいますよ」と、チャメッケさんを紹介されたんです。
「人柄も良いから、一度話を聞いてみてはどうですか」と。

チャメッケ:たしかに、長くお商売を続けるためには、どうやって利益を残すかを考えなければなりませんもんね。
最初にチャメッケに相談した時、どんな印象を持たれましたか?
基さま:「コンサルタント」や「デザイナー」というよりは、喫茶店をされている方らしい、柔らかい印象を受けました。
ガチガチのスーツ・ネクタイ!みたいな感じじゃなくて安心しました。
チャメッケ:スーツを着ずにお打ち合わせに臨んでよかったです(笑)
お話をするなかで、基さまがお客さまに向けて伝えたい内容は、複数あることがわかりました。
そこで、チラシより紙面を増やした「パンフレット」の制作を提案しましたよね。
「チラシではなく、パンフレットが良いのでは」という提案については、どう感じましたか?
基さま:たしかに良い案だなと思いました。
伝えたい内容的に、情報量が多いほうが良いと感じたので。
また、チラシだと、パッと見ただけですぐ横に置かれたりすることもありますよね。
パンフレットなら、渡した後「めくって読んでもらう」という1アクションが発生するなと感じました。
実際、イベントで配布した際には、めくって読んでくださるだけでなく、その場で二次元コードを読み取ってくださる方もいます。
「丁寧なヒアリングを通して『私がどうしたいか』を引き出してくれたのが嬉しかったです」
チャメッケ:初回のお打ち合わせを踏まえて、最終的な依頼先としてチャメッケを選んでいただいた決め手は何でしたか?
基さま:やはり、ヒアリングをしっかりしてくれたことですね。
「私がどうしたいか」を、ヒアリングを通して引き出してくれたのが嬉しかったです。
人によっては、「自分にできることはこれです」といった、できることベースでの提案をされることもあります。
パンフレット制作とは別の領域ですが、過去に他の人からそのような対応をされた経験もありました。
それだけに「一緒につくりあげていく」という進め方をしてくれたのがよかったです。

また、「こうした方がいい」「これはできない」などの直線的なコミュニケーションではなく、グラデーションをつけたやり取りをしてくれたのもよかったです。
ディスカッションをしながら内容を深めていく、という進め方をしてもらえるのが新鮮でした。
チャメッケ:基さまから「こうしたい」という想いをどんどん教えていただけたので、こちらも非常にうれしかったです。
実際にお取り組みをする中で、とくに印象的だったやり取りや場面はありますか?
基さま:写真の差し替えや、文章の調整依頼にも、すぐ対応してくれた点です。
また、色の選び方や配色も印象的でした。
目の留まりやすい色選びと、他のパンフレットに埋もれないような配色で、気に入っています。

チャメッケ:逆に「もっとこういう進め方をしてほしかったな」という部分はありますか?
基さま:うーん・・・とくに思い当たりません。
文章・デザインともにすぐに案を出していただけたので、待っている間の不安もなく進められました。
「チャメッケさんは、難しそうな依頼にも対応してくれそうな気がします」
チャメッケ:完成したパンフレットについて、お客さまからのご反応はいかがですか?
基さま:先日のイベントで、周りの出展者の方からも「こんな商品があるんだ!いいですね!」などの反応をもらえました。
マルシェの場合、どうしても持っていけるモノの数に限りがあって、紹介しきれない商品がたくさんあるんです。
そんな中で、精査された情報がしっかりと載っているパンフレットの存在は、非常に助かっています。
パンフレットを作ってすごくよかったなと思っています。



チャメッケ:うれしいお言葉をありがとうございます!(泣)
ちょっと厚かましい質問なんですが・・・チャメッケは、どんな方にオススメできると思いますか?
基さま:やはり、とくに飲食系の方にはオススメだと思います。
制作だけを対応してくれるのではなく、店をされている方と同じ立場に立って、売上に関しても試行錯誤されているので。
また、対応できるサービスの幅が広くて、できないことがなさそうだと思っています。
まずは相談をしてみれば、ちょっと難しそうな依頼でも何かしら対応してくれそう。
その点で、飲食関係だけでなく、幅広く対応してくれるだろうなと思います。
「おつまみなど新商品にも挑戦して、お客さまの層を広げたいです」
チャメッケ:では最後に、基さまの今後の展望を教えてください。
基さま:オーダー制でのお菓子づくりにシフトしていきたいですね。
また、甘いものだけでなく、おつまみ系の商品も作ってお客さまの層を広げたいなと考えています。
おつまみ系だと、とくに酒粕クラッカーがご好評をいただいているんです。
なので、酒粕クラッカーから広げていき、塩味の効いたクッキーなども作りたいなと。

ヴィーガン・グルテンフリーという切り口でいうと、「甘いもの」はすでに多く存在していて、それだけでは選んでもらえなくなってきているように感じます。
「心身ともに罪悪感のないおつまみ」など、目新しいものを作っていきたいと考えています。
そして、1年を通して売上を安定させていき、お菓子づくりで生計を成り立たせていきたいです。
あ!それから・・・
チャメッケ:それから・・・?
基さま:いつか、二階堂ふみさんに基の焼き菓子を食べていただきたい。
これが、今の私の夢なんです。
チャメッケ:二階堂ふみさんに届け、このインタビュー!!
本日お話を伺って「健やかな暮らしの基礎としてのお菓子をつくりたい」という、基さまのこだわりをあらためて感じました。
本日はお時間をいただきまして、誠にありがとうございました!
基さま:こちらこそありがとうございました。
また別件でも依頼したいことがあるので、引き続きよろしくお願いいたします。
このように「甘いお菓子」の枠にとどまらず、生活の様々なシーンにグルテンフリー・ヴィーガンのお菓子を届けようとされている基さま。
イベント出店情報や、新商品のお知らせなど、最新情報はInstagramにてご確認ください。
商品のご購入は、Creemaでも可能です。
「ナッツのかわりにゴマを使ってほしい」「てんさい糖を使ってほしい」など、個別のご要望にも可能な限り応えてらっしゃいます。
全国発送可能ですので、二階堂ふみさんもぜひ。
心身に優しい、生活の基礎のひとつとなる基さまのお菓子。
ぜひチェックしてみてくださいね。
基~motoi~さまのInstagram
基~motoi~さまのCreemaユーザーページ
丁寧なヒアリングを通じてクライアントさまの課題を解決します。
お茶目でマジメな支援事業者、チャメッケです。
丁寧なヒアリングを通じてクライアントさまの課題を解決します。
お茶目でマジメな支援事業者、チャメッケです。
「商品の良さをうまく表現できなくて困っている・・・」
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そんな方はぜひ、私たちチャメッケにお問い合わせください。
丁寧なヒアリングをもとに、あなたのこだわりや強みを言語化するお手伝いをいたします。
また、デザインや執筆だけでなく、ナレーションや戦略設計など、幅広くご対応可能な点も、私たちチャメッケの特長です。
ご提供可能なサービスの一部を、以下のページでご紹介しています。
サービス一覧にない領域についても、ぜひお気軽にご相談ください。
